お役立ちグッズなどを中心に紹介してきましたが、今後は育児記録や子育てママに共感していただけるような記事もアップしていきたいと思います。
その第一弾として、長子おかゆちゃん(現在2歳5ヶ月)の発語について触れたいと思います。タイトルの通り、2歳まで意味のある発語or意味の紐づいた発語が全くなかった勢です。現在は会話のラリーはまだないものの、意思疎通は割とできるくらいに単語が話せるようになったと思います。
標準的な成長目安や、周りの子とくらべると割と言語発達が遅めだったのでかなり焦った時期もありました・・・。
記事のポイント
- 2歳まで発語がなかった我が子の、発語のリアルな記録がわかる
- 我が子の発語が出るきっかけは「動物&図鑑」
- 発語を見守る間は、私自身終始不安と焦りがあった
目安よりも遅かった発語に大きな不安
色々見聞きする中で、1歳〜2歳の発語発達目安はだいたいこんな感じ。
- 1歳前半で2-3語出てきて、絵本を見て指さしが始まる
- 1歳半くらいで20語前後、1歳後半には二語文を話す
- 2歳で自分の姓名を理解したり、大人の言葉の真似をし始める
我が家の長子、おかゆちゃんはと言うと1歳9ヶ月までは一切発語なし、2歳になるまで意味のある会話は全くありませんでした。
今振り返ると、そこまで際立って遅いな・・・と言う感じはしないのですが、なかなか発語のでない立場としては当時ものすごく焦りがありました。
現在も同じ月齢の子と比べるとゆっくりな方ではありますが、コミュニケーションが取れるようになってきたので焦らずゆっくり見守るフェーズに入ることができました。
成長目安と見比べては、いろいろな不安を検索したり、語彙を増やすために何かやる必要はないのかと焦ったりしていました・・・。
実際の発語変化
発語の気配が見え始めてきた1歳5ヶ月からの、実際の発語の様子をまとめてみました。
1歳5ヶ月
この時点で全く発語なし。簡単な要求が感情で出てくる様になったくらい。
ちょうどこの月齢で保育園に入園。そのことが刺激になったようで、初めて指差しが始まりました。
ベビーカーに乗りながら興味のあるものを指さしたり、「これが欲しい」と思うものを指差してせがむ様になったりしました。ですが、絵本を見て指差しなどは全くありませんでした。
1歳6ヶ月
こちらが言っていることがわかり始めた感じがしてきました。簡単なお手伝いをしてくれたり、嫌な時に首振りをしてくれたりはしますが発語は一切ありません。
主にしてくれた簡単なお手伝いはこちら
・オムツのつめかえ(こちらがオムツを袋から取り出し、リビングに置く用のカゴにつめてもらう)
・ゴミ捨て(これポイしてきて、というとゴミ箱に入れてくれる)
そしてこの時期に1歳6ヶ月検診が行われました。今までふんわりと不安に思っていた発語に関しての相談をすると、ただ不安が大きくなっただけだったのを今でも思い出します。なぜなら相談員さんが丁寧に話を聞いてくれるものの、なんとなく表情が「まあ、この子は発達が遅いほうね。」みたいな空気を感じたからです。
当事者になってみないと空気感が伝えづらいのですが、「おかゆちゃんはマイペースだから気にしない」と思っていたのが、第三者の反応を見ることで「あれ・・・もしかしてやばいのかな・・・」と思ってしまいました。
最終的に、「2歳までに全く発語がなければ発達相談に来たほうがいいかもしれません」とのことで検診終了。一応予約だけはしましたが、あと半年でなんとか発語でてくれ・・・!と焦り始めてしまったのもこの時でした。
1歳7ヶ月
相変わらず発語はないのですが、全ての物事を「あどぅだ」と言う謎の言葉で解決するように。大きな進歩は1ヶ月ではみられず。
1歳8ヶ月
本人も「相手の言ってることがわかるのに、自分の言っていることが伝わらない」とストレスMAXだったのがこの時。
伝わらないことや気に入らないことがあると、「ギイィィエェェェ」と嫌な周波数で叫ぶように・・・。
保育園にもよく相談をしていましたが、先生たちも「根気強く、”こう言う時は、こう言うんだよ”と教える協力をします!」と言ってくれたのが救いでした・・・。
家でも「これが欲しい時は”ほしい”っていうんだよ!」と優しく言うものの全く効果はなしでした・・・。
1歳9ヶ月
弟のおもちくんが生まれて、まるまる1ヶ月私の実家で過ごしたのがこの1ヶ月。思えばこの一月が大きなターニングポイントだったかもしれません。私の家族にたくさん話しかけてもらいそれが刺激となり、大人の言っていることはほぼわかるようになっていました。
その反動で、めちゃくちゃ自分のやりたいこと・したいことを主張するようになったのですが、全て宇宙語なのでこちらは意図を汲み取れず逆に癇癪がよりひどくなってしまいました。
1ヶ月間、私の家族が頑張っておかゆちゃんと対話してくれたのがありがたかったです・・・。(最後はみんな疲れ果てて、めちゃくちゃイライラしてました。笑 ごめんなさい!笑)
そしてなんと大きな第一歩がこの時に起こります!なんとう○ちをした後に「でた」と言えるように!!
これは実家に帰っている間、オムツに出されたう○ちが芳しすぎて家族みんなで「出たら”でた”って言わないと〜くさあ〜い笑」と何度も言っていた結果だと思います。笑
根気強く言ってきたことが初めて実を結ぶ形に・・・!
1歳10ヶ月
1つ単語が出てくると、ポロポロと単語が出てくるように。なんとなく「(探してたものが)あったー」「できたー」が言える様になった感じが出てきたのがこの頃でした。
さらに印象的だったのが、人はなんでもパパ(私もパパ、先生もパパ、などなど)、物はなんでもニャーニャ(犬もニャーニャ、おもちゃもニャーニャ)と言うように。
弟のお世話もしたがって、おもちくんのオムツ替えの時はオムツセットを持ってきてくれたり、着替えを持ってきてくれたりもしました。大人の言葉の真似も頑張ってしている感じはありましたが、正しい発音には程遠かったです。
大きな進歩に感動したものの、ほぼ同じ月齢のお友達の様子を見ると「ママ、待ってー」「ばあばのおうち、いく!」などしっかり文章を話しててやっぱり焦ったり・・・と気持ちが忙しい時期でした。
1歳11ヶ月
きっかけを覚えていないくらい、バイバイが突然言えるように!
そしてネコをにゃんにゃん、イヌをワンワンと認識し、動物にものすごく興味を持ち始めました。今まで見向きもしなかった、動物の載った図鑑でも動物を食い入るように見つめていました。
もしかしたら、動物きっかけで発語が増えるかも・・・!?
と思い、図鑑を片手に動物園へ行ったところこの作戦が大ヒット!!なぜかサイにどハマりして、実物のサイと図鑑のサイを交互に指差して「ダッ(サイ)」をマスター。この1件から大きな進歩が見えてきました。
主にできるようになったことはこちら
・動物の名前と写真が紐づく(ライオンは?と聞くとライオンが指差せる。ただし発語はなし)
・動物の模様と日常のものの模様が紐づく(しましま模様の洋服を見て、図鑑のしまうまを指す、など)
2歳
発語がもともとあった「でた」「あったー」「できたー」「にゃんにゃん」「わんわん」に加えて、「おいしい」「やったー」「どうぞ」が増えました。さらに2歳1ヶ月頃に、ようやくパパ=「パパ」、ママ=「ママ」と区別して言ってくれるように!!涙
遅れてやってきたアンパンマンブームが到来し、「アンパン」「バイキン」となぜかマンを省略した呼び方をしたりも。笑
体の部位も指差しできるようになってきたりしました。
しかし、発達の目安となる二語文などは全く話す気配がなく、念の為発達相談を受けることに。その時の臨床心理士さんとのお話しはまた別の記事でご紹介します。簡単な結論としては、「こちらの言うこともわかっていて、興味のあるものは指さしもしているので発語の発達には問題なし」とのことで一安心。
現在(2歳5ヶ月)
まだまだ滑らかな会話とはいきませんが、大人の言っていることはほぼわかっていて、やりたいことも単語で伝えてくれるようになりました。
今のおかゆちゃんとの会話一例
・はい、いいえで答えられる質問に対して回答してもらう
・○○とって、○○ほしい、など簡単な要求をされる
・「コレナニ〜?」と全ての物事に興味を持って、言葉を覚えようとしてくれる
まだまだ言葉のラリーをするには程遠いですが、意思疎通はだいぶできるようになったと思います。
保育園のめちゃくちゃおしゃべりが上手なお友達を見るとまだまだ焦ったりもしますが、今後もマイペースに語彙を増やすサポートをしていきたいと思います。
まとめ
我が子も発語がちょっと遅い方だったので、2歳前後はかなり不安がつきまといました。SNSで1歳○ヶ月・発語で何度も調べたりもしました・・・。親が焦れば焦るほど、子供にも伝わって余計にプレッシャーになってしまったり、発語はかなり難しくて繊細な問題だと感じています。
我が家の場合は動物と図鑑がスイッチになってくれ、現在も動物きっかけに色々な言葉を覚えたりしてくれます(模様、色、形なども動物きっかけ)。今後ももっと会話ができるように見守っていきたいと思います!