昨年末、なんとコロナに一家感染。あれだけ色々調べたディズニー旅行ももちろんキャンセルしました涙
それは12月中旬の出来事でした。ディズニー旅行まであと2週間に迫った頃、突然私を悪寒が襲いました。少し前に乳腺炎になったこともあり、「またやっちゃったかな・・・」と思っていたのですが、そんな願いも虚しくコロナ陽性。
0歳と2歳もいる中でどうなるか不安だったのですが、なんとか乗り切って年末年始は家族全員元気で過ごせました!
やっとブログを書けるくらいに生活が落ち着いてきたので、具体的な経過と実際にかかってわかった困ったことを振り返ってみたいと思います。
それぞれどんな症状が出た?
- おこめ(30代、基礎疾患なし):陽性
悪寒、発熱、喉の痛み、頭痛、だるさ - 夫・ちまき(30代、基礎疾患なし):たぶん陽性
悪寒、発熱、喉の痛み、だるさ - 長女・おかゆ(2歳):陰性
元気、鼻詰まり - 長男・おもち(0歳):陽性
発熱、鼻詰まり
具体的な経過
0日目
私が夜遅くから寒気を感じ、とにかく悪寒がすごかった&直近で乳腺炎を起こしていたのでその時の感覚に似ており、「また乳腺炎かな〜」くらいの気持ちでいました。そのため部屋を特に分けるなどなく一家で寝食共にしていました。
1日目
予想通り夜中に38.3度到達。前回の乳腺炎と同じ箇所が痛むのと、他に症状がみられなかったのでロキソニンを飲んで就寝。
朝方にはロキソニンの効果で熱がさがる&特に症状なく元気だったので前回同様乳腺炎と判断。同じく元気ぴんぴんなおかゆちゃんを保育園に送り出しこの日はゆっくりすることに、
しかし、お昼前からだんだん喉が異常に痛くなってきて、ロキソニンを飲んでいてもダルさが抜けなくなってきました。「これは流石に乳腺炎じゃなさそう・・・」と思い、たまたま在宅勤務だった夫にお迎えをお願いしてとにかく休むことに。
どんどん悪くなる体調におそらくコロナかな、とは思ったものの全くコロナにかかる準備をしていなかった我が家にはいろいろな問題が・・・。
- 体調が悪すぎて病院に行けない=コロナかどうかわからない
- 病院に行くくらいならできるだけ休んで夜の育児に向けて体力蓄えたい
- 母乳しか受け付けない0歳児を、おそらくコロナの私から切り離せない
- 「寝るときはママと一緒!」精神の2歳児がいて寝る時の隔離が許されない
- かかりつけの病院が見つけられていない
病院に行けない・部屋が切り分けられない最悪の状態でしたが、幸い私以外はピンピンしていました。
この日は最低限のごはん準備だけして、夫に子供たちの夕飯&お風呂の面倒を見てもらいました。
2日目
早朝に目が覚めると丸々1日休んだおかげで、熱は完全に下がりだるさで動けないという状態を切り抜けることができました。喉の痛み・頭痛はぬけないですがなんとか子供の面倒は見れそうなくらいまで回復。
家が回らなくなることは回避できましたが、朝起きたおかゆちゃんが変な咳をするように。乾いた咳と端が絡む咳が交互に出てくるような感じでした。保育園を休ませて、症状のある私とおかゆちゃんがとりあえず病院を受診することに。
そしてかかりつけ医を見つけられていなかったことがネックでした。受診を決心しても、初診だと受け入れてくれなかったり、そもそも電話がつながらなかったり・・・。何軒か電話をしてようやく検査をしてくれる病院を見つけることができました。
結果、私が陽性、おかゆちゃんは陰性。
私は解熱剤&喉の痛み止めを処方してもらい、おかゆちゃんは喉の調子が悪かったので喉のお薬だけ処方してもらいました。
ご縁があって、このときお世話になった病院が親子共々かかりつけ医となりました。
我が家はずっと病院迷子だったのですが、子育て世帯にとってはかかりつけ医は本当に必要な存在だと再認識・・・。
3〜5日目
幸いにして軽症で済み、私は喉の痛みだけ続き、おかゆちゃんも咳と鼻水だけ。夫も年内出社しなくていい様に手筈を整えてくれたので、このまま逃げ切れれば1週間の自宅療養で済む・・・、と思っていました。且つ、ここまで夫とおもちくんは全く症状が出ないので、特に家庭内で隔離も行っていませんでした(物理的にも隔離することができなかったので・・・)。
5日目くらいから、おかゆちゃんが自宅待機に飽きてきてしまい不機嫌が大爆発してきてしまう様に。
後半は色々な動画サブスクサービスに登録してなんとか乗り切ることに・・・。
6日目(おもちくん0日目)
もう少しで自宅療養が終わる・・・という時に我が家に暗雲が立ち込め始めます。
夜中の授乳で目が覚めると、0歳のおもちくんが微妙に熱く、鼻をズピズピいわせ始めている感じ・・・。嫌な予感がして朝一で病院に電話するも、一時は「ご家族がコロナになってしまっているので、療養期間中は受診いただけない」と断られかけてしまいました。しかし、「0歳3ヶ月(当時)の子が症状が出てしまってるんです!」と食い下がると、症状が出ていない夫と院外受診をさせてもらえることに。涙
結果おもちくんも無事陽性。夫は無症状だったので検査してもらえず。3ヶ月ということでお薬はなく、万が一の時の座薬タイプ解熱剤のみ処方されました。おかゆちゃん陰性・夫は無症状&判定なしなので、残念ながら療養期間がここからまた7日間延びることに・・・。
ここまで検査してもらうのが苦労するとは思っていなかったので、検査キットなど何も用意していなかったのを後悔しました。。。せめて大人だけでも陽性か陰性かわからないと療養期間が曖昧になるのが難点でした。
7日目(おもちくん1日目・ちまき0日目)
おもちくんが鼻が詰まってしまい呼吸できないのが苦しそう。鼻吸引を定期的に行うも追い付かず、喉に逆流してしまってものすごく苦しそうな咳が出てきたり、苦しくて大泣きするように。薬がないのでとにかくこちらも鼻吸引をしてあげることしかできないのが心苦しかったです。
しかし、熱はほぼなくたまーに37.6度が出る程度なのが本当によかったです。授乳も苦しいながらもなんとか飲んでくれ、おしっこもしっかり出ていたので脱水を起こす心配もなさそうでした。
とにかくおっぱいやミルクを飲んでくれるか、おしっこが出ているか、呼吸できているかを確認していました。鼻が詰まって寝るのが苦しそうだったので、頭〜肩を少し高くしてあげるとある程度楽になるみたいでした。
私とおかゆちゃんは引き続き軽症が続いていました。そしてここにきてついに夫ちまきが恐怖の一言!
ごめん・・・なんかだるいかも・・・。
移るのは不可避だと思っていましたが、こんなに時間差でやってくるとは・・・。ここから地獄のワンオペが開始されます。もちろん心配もありますが、夫が病に倒れると長引くから嫌なんですよね。(ため息)
残念ながら家族でコロナが出ているので病院で検査ができず、おそらくコロナだよねということで自主的に自宅待機。病に倒れた夫はとにかく早く治してもらいたいので、寝る時以外はプチ隔離をすることに。
7〜10日目(おもちくん2〜5日目・ちまき1〜4日目)
ここからしばらくは家族それぞれ同じ症状が続きます。
- 私はのどの痛み、おかゆちゃんは鼻水と咳があるだけで元気
- おもちくんはとにかく鼻水がネバネバしていて辛そう&鼻吸引器では吸い取りづらくなることも。鼻詰まりのせいで目やにが出てしまうことも。常に呼吸が苦しそうで、0歳の痰が絡む咳を聞いて心苦しくなる。泣き声もしゃがれ声になっていて大丈夫かがとにかく心配。
- 夫ちまきさんは、熱と悪寒がつきまとうので解熱剤でごまかしながら最低限の仕事に対応。食欲はなぜかめっちゃある
8日目には陽性だった私は完全に自宅療養が解除されたので、食料の買い出しなどが気兼ねなくできるようになったのがありがたかったです。
そしてこの辺りから、鼻水と咳だけで元気なおかゆちゃんが完全自宅待機が無理になってきてしまう様に・・・。
引き続き動画サブスクサービス、家の極小庭・極小ガレージで色々と考え出した外遊びをさせることで凌いで行きました。
11日目(おもちくん6日目・ちまき5日目)
おもちくんの鼻詰まりがとにかく見ていて辛かったのと、療養期間ももう直ぐ明けるにもかかわらず全く回復の兆しが見えなかったので、たまらず直近でお世話になった耳鼻科に電話して事情を説明。するとオンライン診療で薬を処方してもらえ、その上薬局の方も薬を家まで届けてくれることに!涙
おかゆちゃんもなんだかんだ、鼻水が月頭から続いてしまっているので一緒に薬を処方してもらうことに。
耳鼻科はここ最近よくお世話になっていたところがあったので、柔軟な対応をしてくださり感謝しかありません。こちらもこれがきっかけで今ではすっかりかかりつけ医になっています。
ちなみに薬局はかかりつけ薬局に登録していたので、薬のお届けも快く受けてくださいました・・・!
12〜14日目(おもちくん7〜9日目・ちまき6〜8日目)
薬を処方してもらったおかげもあって、子供達の症状はかなりいい方向に向かって行きました。
- 私はほぼ全快、おかゆちゃんも薬を飲み始めた翌日から鼻水は軽快
- おもちくんは、無事夜通し寝られるくらいに回復するが、鼻水と痰はなかなか改善しない
- ちまきさんは相変わらず悪寒と熱にやられているが食欲はある。解熱剤が効いてる間は活動できる様になる
おもちくん、ちまきさん共にまだ症状を残しながら療養期間は終了。おもちくんの鼻詰まりはしつこく残っているものの、夜も寝られる様になり外出するくらいの元気が出てきていました。おかゆちゃんはようやく堂々と外に出て遊びに行けるようになったのが、母子共にストレスから解放されて最高でした!涙
15日目(おもちくん10日目・ちまき9日目)
15日目にしてようやく、ちまきさんも解熱剤に頼らずとも元気に過ごせる様になりました。家族が全員外に出られるくらいの体力まで回復し、我が家のコロナの戦いは15日間で終了しました・・・。
ようやく自力でなんとか生活できる様になったちまきさんは、PCR検査場でチェックし無事陰性が確認できました。
実はまだまだおもちくんの症状は続いてます
ピークはやはり療養期間中だったのですが、コロナに罹患してから1ヶ月弱たってもおもちくんの鼻詰まりを中心とした症状はまだまだ解消されていません。
- 鼻をふがふがいわせる鼻詰まり
- 鼻吸引の間隔が空くと痰になってしまい咳が出る
- たまに鼻詰まりが原因で、泣いていないのに涙が出てきてしまうこともあり(ピーク時のように目やにまでは出ませんでした)
年明けに耳鼻科でカルボシステインとプランルカストを処方してもらい、かなりよくなってきていますがまだまだ鼻吸引は続けています。
コロナ発症の頃から考えると、1ヶ月近く鼻詰まりの症状は続いています。。。
困ったこと
検査キットを用意していなかった
なぜかコロナにかかるなんて思ってもいなかった我が家は、検査キットを一切用意していませんでした。
その結果、家族がコロナ陽性判定を受けてしまった後は病院に行ったりすることができず、夫のちまきさんは最後まで症状がある間コロナ陽性だったのかどうかがわからずじまいでした。
少々お高いけれど、大人分だけでも検査キットを用意しておこうと思いました。
子供の鼻吸引に体力・気力が持っていかれる
今回子供は二人とも鼻水に苦しめられ、ピーク時は1日中鼻を吸引していました。子供もすごい力で逃げようとするので毎回押さえつけるのに体力が奪われ、ギャンギャン辛そうに泣く姿に気力もごそっと持っていかれました・・・。
特に鼻水が酷いおもちくんは2-3時間に1回吸引していたので、準備や後片付けを含めると1日中鼻を吸引していた感覚です。
夫がまったく鼻吸引ができないのも痛手。鼻吸って、授乳して・・・とやっているとかなり時間を食われました。元気になってから何度かチャレンジしてもらいましたが、全然うまく吸えず「おこめちゃんの時よりも泣き方がひどいからかわいそう!」といって結局丸投げされました。
期間中に活躍してくれた鼻吸引機は、スティックタイプの電動と手動タイプのものでした。
1ヶ月近く毎日お世話になった鼻吸引機。更なる性能を求めて実は今月末には据え置き型も届く予定です。笑
それぞれのメリットデメリットをまとめたレビューも近々アップします!
子供が退屈しない工夫が大変
子供が運良く(運悪く?)陰性判定がでたり、無症状で検査してもらえないと、ずっと濃厚接触者扱いなので家族で陽性者が順々に出てきたらそのぶんずるずると自宅待機期間が伸びて行きます・・・。3日もするとかなり家遊びに飽きてきてしまうので、家である程度の時間を潰せるものをあらかじめ用意しておくことをお勧めします。
子供を飽きさせない工夫や、食事面など、色々待機期間中に助けてくれたものについても近々アップしたいと思います。
乳幼児がいて隔離はほぼ不可能だった
冒頭でもお話しした様に、母乳しか受け付けてもらえない&2歳が絶対ママと一緒に寝たいという強い思いがあり、私が最初に罹患した時点で隔離はほぼ不可能と判断するしかありませんでした。
私が最初にコロナ陽性判定を受けたことで早めに回復できたのはよかったのですが、夫が先に陽性判定を受けていれば隔離できる可能性は高かったのでせめておもちくんの鼻詰まりは回避できたのかな・・・と今更どうにもならないことを思ってみたりしています。
まとめ
一家でコロナ罹患から約1ヶ月、0歳のおもちくんのみ後遺症として鼻詰まりが残っていますがようやく生活が立て直ってきました。やっと鼻吸引もお風呂上がりにちょっとやればいい、くらいまでに復活してきてくれたのであと少し頑張りたいと思います。
この自宅待機期間のワンオペ〜長く続くおもちくんの鼻ケアに疲れ果てたのか、年始早々ただただ体調を崩したりと散々な年末年始でしたが、今年も何卒よろしくお願いいたします!