育児全般

長期休暇明けに突然、2歳の保育園行き渋り戦闘記①〜まずは原因究明から 

2023年6月2日

おこめ

ゴールデンウィーク明け、初めての保育園行きしぶり問題にぶち当たりました。

今年の4月で保育園2年目。4月は先生も教室も変わり、若干戸惑いを見せながらの登園でしたが行き渋ることはありませんでした。しかし、ゴールデンウィークの9連休明けに異変が・・・。

「保育園にいきたくなあぁぁぁい」

となってしまった娘。初めての行き渋りとの戦いは約3週間でした・・・。

前提としてできた親ではない私は、育休中とは言え平日の母子分離の時間があるからこそ、夜や休日に心に余裕を持って(怒ったり焦ったりしないで)子供と接することができるタイプ。なんとかして保育園に行ってほしい派である私による、行き渋りへの対応を記録しました。

こんなことがわかる記事

  • 長期休暇明け、2歳児の保育園行き渋りの様子がわかる
  • 行き渋り攻略の第一歩は「原因究明」
  • 保育園に行ってほしい派の筆者の対応

保育園の行き渋り・・・それは突然に

今年で保育園2年目のおかゆちゃんは、今まで全く行きしぶりがなく長期休暇もお手の物。保育園大好きっ子とばっかり思っていました。4月から変わった環境に慣れてきた頃やってきた今年のゴールデンウィーク(以下GW)。私が育休中ということもあり、平日もしっかり休み今年は9連休でした。

おこめ

夫婦お互いの実家に帰ったり、日帰り旅行に行ったりと、毎日家族でワイワイしながら過ごしていました。

休暇明けの月曜日もパパといつも通りの感じで登園してくれたので安心していたところ、送りから帰ってきたパパからこんな報告が。

おかゆちゃん、園に到着して先生に預けてパパが外に出たら大泣きしちゃった!
パパが恋しかったみたい (嬉)

ちまき

行き渋りの「い」の字も頭の中になかったので、私も「かわいい〜GW楽しかったんだね〜(笑)」なんて呑気に笑っていました。ここからしばらく行き渋りとの壮絶な戦いになるとは微塵も思っていませんでした・・・。

GW明け1週目:登園できたのは1日のみ

そんなこんなで月曜日は登園してくれたものの、パパと別れた後はずっと大泣きだったらしく保育園から状況共有の電話が入りました。「泣いていて不安定なので、お昼ご飯食べられなかったらお迎えお願いするかもしれません」とのことで、その日は1日近所で予定を済ませることに。

おこめ

結局連絡はありませんでしたが、お迎えに行くと目がギンギンのおかゆちゃんが・・・。
どうやら一切お昼寝をせず、端っこで1人で本を読み続けていたようです。

保育園から出ると元気満々!いつも通りお友達の名前もいいながら帰ってきて、この様子なら大丈夫そうだな・・・と思っていました。

ところが火曜日以降は園に顔を出して終了

そう思っていたのも束の間。火曜日以降は朝も夜も「ほいくえん」というワードを聞くだけで大泣き。なんとか宥め、声かけをしながら玄関まで送り出すことはできてもそこから動かない毎日。泣くのを堪えながら保育園に行くとたかが外れたように大泣きして「いかないのォォ〜〜〜」と大声で叫ぶ始末。送り担当のパパにひっついて離れることはありませんでした・・・。

それでも「保育園は行くものである」ということはわかって欲しかったので、毎日保育園に顔を出すことに。
しかし登園できることはなく行っては帰る・・・を火曜日から金曜日まで繰り返しました・・・。

おこめ

あわよくば行ってほしいと思っていた理由の1つが、GW明けの1週間は毎日夜のワンオペが確定していたから。朝から晩までワンオペが1週間続くと思うとキャパのない私は発狂してしまうと思ったからです。
(結果朝から晩までワンオペが続き、発狂しました。)

「みんなでいくのォォ」に苦戦

GW中に家族全員でいることが多かったからか、行き渋りに加えてとにかくみんなで一緒に移動したがったおかゆちゃん。
やっと玄関から出れたと思っても「ママとおもちくんも行くのぉぉ」と泣き叫び、1回家族全員で保育園に赴きました。

家族全員で来た様子を見た先生からアドバイスがありました。
「なんで自分だけ保育園に行かなくちゃいけないのか?という思いが強くなるから、心を鬼にしてパパだけときたほうがいいと思います。」

・・・考えれば当たり前なのですが、あまりにもみんなで切実に行きたがる様子に従ってしまっていました。全員で行くのは1回だけで即終了させました。

おこめ

この週私が保育園に行ったのはこの日だけだったので先生と状況すり合わせ。
朝の忙しい時間にもかかわらず、悩み相談に数分間付き合ってくださり感謝です・・・。

園長先生の言葉に救われる

こうして心を鬼にしてパパとおかゆちゃんだけ登園してもらうようにしたのですが、全く登園できず・・・。
「全く登園する気配ないんだけどどうしよう〜汗」とプチパニック状態のパパから電話がかかってくる始末。(頼りない!笑)

その様子を見た園長先生が電話を代わってくれて、その時に言ってくれた言葉に救われました。

  • お友達とたくさん遊んでいて、お話も上手になってきて園生活は楽しんでる(私も全面信頼していて、園トラブルはない認識)
  • 周りを見ているだけだったおかゆちゃんが、自分の感情を園でも爆発させてて最高!(園長先生も最高!)
  • 今まで抑えていたものが溢れてきたから、これをきっかけに感情をどんどん表に出せるといいですね(私もそうなってくれたらうれしい!!)

とにかくこの状況も「前向きな成長だ」と言ってくれたことでかなり救われました・・・。

週末に原因と対策を整理

とはいえ、4日間のフルワンオペですでに疲弊した私は次の週からなんとか保育園に行ってほしい気持ちでいっぱい・・・。
そのためには原因と対策を練らねば、と思い週末に整理しました。

原因は会話と行動分析で見つけるしかない

2歳のおかゆちゃんはよく話すようになったものの、行き渋りする原因を話し合えるわけではありません。語彙力もそうですが、気持ちの整理もまだまだできないため感情を言葉にしてもらうのが難しい時期。こちらができる限り答えやすい質問をしていったり、行動を振り返ってみることで親なりに考えられる原因を探しました。

行き着いた原因

「ほいくえん」というワードを聞くと泣いてしまうものの、保育園のお友達の名前は行かない間も度々出てきました。ワードの出し方のタイミングによっては「ほいくえん」と言っても泣かなかったり、自ら「ほいくえんでね〜○○したの〜」と言ってくれたりもします。
そのため、おそらく保育園自体に何か嫌な思いがあるわけではない、ということは親なりに確認。

そして保育園に行く時だけではなく、週末もとにかく言っていたキーワードから気持ちを推測し、それらを原因と考えることに。

  • 「みんなでぇぇ」「みんなでいくのぉぉ」
    とにかく「みんな」や、その場にいない人の名前を連呼。これはおそらくGW中、ずっと家族で一緒に行動していたので離れ離れになるのが1番嫌なことだと予測。
  • 「ブーブで行くのぉぉ」
    最初車に乗りたいのかな?と思って車で保育園に連れていこうともしたのですが、どうやらそうではない様子。GW中は車移動が多かったので、ブーブだったらみんなで移動できるのではないか?という2歳児なりの考えではないかと予測。
  • 「ママにしらせてぇぇ〜〜」
    パパが保育園に連れて行くと毎回言うセリフ。ママちゃんと聞いてるよ、ママ知らせてもらったよ、と言っても全く効果がなかったのでどんな意図で言ってるのか不明・・・。
    (だったのですが、つい最近この意図じゃないのか?と思われる出来事がありました!詳しくは後日公開する記事にて)

対応策

いずれにせよ、いつでもどこでも家族全員で行動するのは無理なので、「家族離れ離れになっても」「パパとだけでも」「ママとだけでも」=楽しい!と思ってもらえるように週末を過ごすことに。
私がワンオペで疲れ果てていると言うこともあり、週末は基本「パパとだけ」お出かけしたり遊んだりしてもらうことにしました。

おこめ

最初は「ママもいくの!怒」「みんなでぇぇぇいくのおぉぉぉ」と泣いていましたが、そこさえ乗り越えればパパと楽しくショッピングモールに行ったりしたそうです。

おかゆちゃんが外出している間に、私はおもちくんと物理的なご褒美を購入しに出かけました。ネットで様々な情報を参考にして以下を用意。

  • 好きなキャラクターのカード
  • 好きなキャラクターのシール
  • ここぞ!というときに出すおもちゃ1個

まとめ

長くなってしまったので何回かに分けてお届けして行く予定です。次のお話はこちら→

次の記事
Blogタイトル:長期休暇明けに突然、2歳の保育園行き渋り戦闘記②〜いやいやピークとの闘い
行き渋り戦闘記②

ゴールデンウィーク明けから、初めて見せる激しい行き渋り。前提としてできた親ではない私は、育休中とは言え平日の母子分離の時間があるからこそ、夜や休日子供と愛情たっぷりに接することができるタイプ。なんとか ...

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この1週間は毎日大きな鳴き声を聞き、暴れる2歳を抱え、体力的にかなりしんどかったです・・・。保育園行ってほしい派を貫き通したものの、やはり大泣きする我が子を見ては「ここまでして保育園行かせるとか親失格かな・・・」「なんで私はこんなにキャパがないんだろう・・・」と思ったりもしました。

おこめ

実際教育ママ・自宅保育超推奨派の義母からは、(私的に)超余計なアドバイスもいただき、2度とおかゆちゃんのことは相談しないと決めました。笑

ですが、今はこの時惑わされずに「自分がこうすることが家庭平和につながる!」「子供との関わり方にもプラスの影響がでる!」と信じて保育園に行き続けて良かったと思っています。

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