2歳すぎてやっと発語が出てきたおかゆちゃん。実際に発語に役立ったグッズや、親の気持ちについて今回はまとめました。
2歳5ヶ月になり、ようやく少しずつ二語文が出てきて発語に関する心配がちょっとなくなってきたかな・・・と言うところです。
それまではSNSで必死で発語のことを調べたり、進まない発語にかなりイライラしてしまったりと悪循環が半年くらい続きました・・・。
そんな我が家を救ってくれたアイテムや、発語がなかなか進まない時の私の気持ちを思い返してみました。
こうやって振り返って記録していると、「そんなに焦らなくても・・・」と当時の私に声かけしたくなるくらい切羽詰まっていたんだなあ・・・と思いました。
記事のポイント
- 発語のきっかけとなったアイテム「ずかん」の詳細
- 自治体の心理士さんとの面談でのアドバイスが役立った(当たり心理士さんでよかった)
- 発語が出るまでは、イライラ・焦りが続いて辛かった
発語が遅かった我が子
我が家の長子・おかゆちゃんは、標準的に発語が始まると言われている1歳半前後ではまったく発語がなく、2歳で二語文など夢のまた夢・・・といった成長具合でした。
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実際の発語成長記録詳細はこちら
その第一弾として、長子おかゆちゃん(現在2歳5ヶ月)の発語について触れたいと思います。タイトルの通り、2歳まで意味のある発語or意味の紐づいた発語が全くなかった勢です。現在は会話のラリーはまだないもの ...
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1歳半〜2歳過ぎまでは、結構発語のことで悩んでいて私自身も気持ちの浮き沈みがかなり激しかったです。
2歳5ヶ月の現在はそんな心配もなんのその、まだまだ会話をするには程遠いですが色々な言葉を吸収し始めていて楽しそうに発語を増やしています。
そんなちょっと発語ゆっくりだった我が子の成長を見守るべく、発語に向けての自治体心理士さんとの面談の様子や、発語に役立ったものを今回はご紹介していきたいと思います。
2歳・心理士さんとの面談の言葉に救われた!
1歳半検診で「2歳まで目立った発語がなければ、心理士さんとの発達相談を受けることをおすすめします」と案内を受けました。
半年あれば1、2語出てくるだろう〜と思っていたものの、全くはっきりした発語はでてこずそのまま面談することに。
正直、区の検診ではあまり寄り添った回答がなかったので、この面談も「気長に待て」とかしか言われないんだろうな・・・と思っていました。
しかし、この面談でお会いした心理士さんが素敵な方で、当時焦っていた私の心に沁みるアドバイスをたくさんいただきました・・・!その中でも印象に残っているものをご紹介します。
- さまざまな発達(言語能力、理解力、運動能力などなど・・・)がある中で、たまたま言葉だけが遅れた
言語以外の発達はほぼ標準的なので、そこまで心配する必要がない - 言葉を発する必要性を感じていない
先に親が色々やってあげたり、言葉がなくても察してあげすぎると必要性を感じない - 色々やらせてあげなくちゃは親のエゴ
言葉の発達とは関係なく、「たくさんの経験をさせてあげたいけど、人見知り・場所見知りが凄すぎて何も楽しめない」と相談した時の回答。確かに、周りの教育熱に当てられてこちらが勝手に焦ってただけかも・・・。
特に②については、奇声を上げられるのが嫌でとにかく機嫌が悪くなられないように先回り、先回りをしていた記憶が。根気強く「こう言う時はこうやって言うんだよ」と言うのも徐々に言わなくなっていたので、再びきちんと言うようにしようと思えたきっかけでした。
発語を促したもの
心理士さんとの面談の言葉に救われながら、徐々に進んでいった娘・おかゆちゃんの発語。
その中でも発語を促すきっかけや、ブーストをかけてくれたアイテムたちをご紹介します。
まずは何より興味があるものを探すのが大事
なかなか発語に至らないマイペースっ子には、日常生活のやりとりを根気強く教えるだけでは限界を早く感じていました。
何度も気持ちを立て直して、奇声と闘ってきましたがなかなか実を結ばずこちらもイライラすることも多々。
動物に興味をものすごく持っていたことに目をつけ、動物園に連れて行ったことによって発語の楽しさを覚えてくれたようです。乗り物、生き物、色、お人形などなど・・・とにかく興味を持ったものを察知し、たくさんの種類を見せることが発語にきっかけになるなと思いました。
ずかん × 動物園が発語のきっかけに!
動物に興味を持っていると気づいてから、もともと持っていたずかんと共に動物園に行きました。この作戦が大ヒットして、このあたりから道端で見かける動物を指さして話そうとしたり、ずかんを眺めて名前を覚えようと頑張ってくれました。
愛用しているずかんはこの「どうぶつ100」。
ガチガチの図鑑ではなく、可愛らしいテイストで2歳にも受け入れやすい内容。子供が好きな主要な動物はだいたい網羅してあるので、動物園に行っても照合しながら楽しめました。
今でも気になるものがあると、このずかんを持ってきて「これなに?」と聞いてきたりします。
テレビに動物が映ると照らし合わせて動物の名前を言ってみたりと大活躍です!
ちなみにこのずかん、色々なシリーズがあるのでお子さんの興味に合わせて好きなシリーズを選んであげるといいと思います!
「はじめてずかん1000」は、語彙を増やすのに役立つ
そして人気で購入も難しいと言われている「タッチペンで音が聞ける!はじめてずかん1000」は、例に漏れず我が家でも大活躍!楽天ブックスでは現在予約販売をしていました。
1つ注意点としては、活躍し始めるのは言葉を覚え始めてからだったり、写真を見てモノの認識ができるようになった頃からです。
というのも、我が家では購入したのが言葉やモノにまだ全然興味をもっていなかった1歳半頃でした。そのため最初は遊び方も難しく、全く興味を持ってくれなかったので「どこが人気なの・・・?」と本気で思っていました。
同じ時期くらいに購入した友人が激推ししてたので、与えた瞬間から嬉々としてタッチしまくるのかと思っていました。(笑)が、タッチして音が出る仕組みも難しく、ずかんに乗っているリアルな写真たちも全く興味をそそらなかったようで最初は完全スルーでした。
動物の名前や、色々なモノに興味を持ち始めた今では大活躍!!
「○○はどれかな?」と聞くとタッチしてくれたり、収録された動物の鳴き声をモノマネしたりとかわいい姿も見れます♡先程紹介したどうぶつ100よりも、たくさん&マニアックなことまで載っているので飽きずに長く遊んでくれそうです。
最近では、ペンがクイズを出してくれる「どれかなクイズ」と言う機能や、掲載されている音楽で1人遊びをしてくれるまでに成長しました。
このずかんで、「レッサーパンダ」と「パンダ」の違いを覚えたり、ウーパールーパーなどのマニアックな生物も覚えてくれました!
焦らない気持ち(特に夫がありがたかった)
非常に経験談として掲載するか悩ましかったのですが、結局この【焦らない気持ち】が1番大事だったように思います・・・。
焦って「どうしてうちの子はなかなか喋らないんだろう?」「○○ちゃんはあんなに喋ってるのに・・・」と、マイナスなことばかり考えていて精神衛生状態もかなり悪かったです。(周りと比べるのは本当に良くないです。もう2度とやりません。)
またそんな感じで子供と接すると、普通にめちゃくちゃイライラします。
- 「こんなに心配して、言葉がけも頑張ってるのになんで金切声ばっかり!!!」
- 「うるせえ〜〜〜〜〜」
- 「ほしいときはほしいって言えばいいじゃんか〜〜〜〜しゃべればいいのに〜〜〜〜〜〜〜」
これはマジで当時私が思っていたことです。こうやってイライラした後に「ああ・・・あんなふうに思わないで根気強く言葉を教えるべきだったのに・・・」と後悔したりと、超絶気持ちのコントロールが辛かったです。
一方で夫は、どんなに耳にキーンとする叫び声をあげられても、癇癪を起こされても「はーい、○○して欲しいんだね〜待ってね〜」と気長に対応していました。なかなか喋らない・・・と私が嘆いても「おかゆちゃんはやっぱりマイペースだね!笑」くらいの感じでした。
夫の姿を見て「ああ・・・私の心の狭さよ・・・。」と何度も思いました。苦笑
正直、もっと深刻に考えてよ!!と思う時もありましたが、2人でマイナスに考え込んでもいいことは全くなかったと思います。
おかげで、寝返りも歩き始めるのもかなりマイペースだったおかゆちゃんの気質を思い出し、何度も気持ちを立て直すことができました。焦らないで接することができた時は、言葉がけも積極的にできたりといいことだらけでした。
とはいえ、気持ちを立て直しては焦ってSNSで検索・・・の繰り返しでしたが。。。ああ、辛かったなあ・・・。
まとめ
発語は子供本人の気持ちも伴ってくるもの。「あの子はしゃべれているのに・・・」など思い始めると、親子で辛い思いをすることになるなあと体感した出来事でした。今後の子供の成長のためにも、周りと比べるのは2度としないと誓いました。
今でこそ「そんなに焦らなくても、イライラしなくても」と思えますが当時はそんな余裕は全くありませんでした。
発語ゆっくりでも段々語彙が増えてきて、コミュニケーションを取れるようになってきた一例として誰かの参考になりますように。