今年の6月から除湿機を寝室に導入!数年購入を悩んでいたのですが、もっと早く変えばよかったと後悔しています・・・!
今の家に越してからずーーーっと悩んでいた除湿機の購入。今年は湿気に耐えきれずついに購入したのですが、もっと早くから買っておけばよかったとすでに思っています。”部屋が暑くなる” ”音がうるさい” などの購入を躊躇うデメリットは事実ですが、使い方を工夫すればメリットの方が全然上回ります。
子供がいると寝ている間の湿気も半端ないので、悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください!
こんなことがわかる記事
- 「暑い」「うるさい」のデメリットがありながらも、便利な家電
- 特に寝る時、子供の熱気による湿気に悩んでいるご家庭におすすめ
- 除湿機の役割を理解して買わないと後悔することに
夏になると悩む温度管理と戦いの記録
私自身が非常に暑がりですが、冷房をつけて寝ると寒いし体がだるくなる・・・。消して扇風機にしても結局体がだるいし、弱運転は暑い・・・。夏は部屋の温度になかなか納得いかず、何度も夜中に起きては温度調整に四苦八苦していました。
部屋が暑かろうが寒かろうが、どんな温度でも夫がグースカ寝てるのもちょっとイラッとします。
それはさておき、子供が生まれるとこの問題はさらに深刻化。
赤ちゃんの発する熱気が蒸し暑さをさらに上昇させる上に、親はやっと快適な温度になったかと思ったら赤ちゃんはとんでもない汗をかいていることも。かといってこれ以上クーラーの温度を下げると逆に寒すぎて風邪をひきそう・・・。
余計に気になって眠れなくなってしまったので、せめて空調をどうするかをすぐ判断できる目安となる温湿度計を寝室に導入しました。温度28度前後、湿度60%以下を目指して調節していました。
温湿度計を導入するようになってから、今まで薄々と思っていたことが確信に変わりました。
これ、部屋が快適じゃないの湿度が原因では・・・?
26度くらいで一気に部屋を冷やす→28度の弱運転で運用していたのですが、夜中には温度は28度程度には落ち着くものの湿度は最高89%を記録!急いで冷房除湿運転にするとみるみるうちに快適になり、汗でびっしょり&暑くて寝苦しそうだった子供たちも快適そうに眠るように。温湿度計も気温27度・湿度60%台になるように。
余談ですがエアコンは冷房・除湿・暖房において、指定された温度や湿度になると運転を停止させて温度が極端に減るのを防ぎます。(サーモオフという機能です。)機種によってはその際に製品内部の除湿水が室内に戻ることがあり、これを湿気戻りと言うそうです。我が家ではこの湿気もどりによって戻った湿気が原因で、28度の冷房運転では不快度指数が上がっていました。
しかし除湿冷房は効き目抜群すぎて今度は寒すぎる問題が発生・・・!
我が家の寝室は湿気が発生しやすいようで、サーモオフが働くこともなくガンガン夜中でも除湿してくれるクーラー。子供たちは快適そうなものの、部屋がものすごく冷えるため大人はかなり辛い&子供もお腹が冷えちゃいそう・・・。
湿度の不快感がなくなり快適さは増したものの、また別の心配事で夏の夜中はさらに眠れなくなる事態に。
これ以上、夏の寝不足は辛すぎる!!
ということで、やっぱり根本から1度除湿してみたい!と思い、ちょうどAmazonでセールをやっていた時期でもあったためずっと気になっていた除湿機を勢いで購入しました。
除湿機購入時に悩んだ三大デメリット
そもそもずーーーーっと除湿器の購入を悩んでいた主な理由は3つ。
- 除湿されても部屋の温度が上がったら本末転倒では?
- 冷房と併用したら電気代やばいんじゃないの?
- 有名メーカーのものは高いので、うまく使えなかった時の金銭打撃がでかい
正直3番目の理由がかなりでかい。確実に除湿したかったので、絶対に大手メーカーの性能がいいものを購入したいと思っていたため、最低2万前後払って失敗した時の損失がデカすぎる・・・。と思っていたのですが、結論除湿機にものすごく恩恵を受けているため3のデメリットは全く感じていません。
1&2については記事の中で触れていきたいと思いますが、うまく使用すればデメリットを打ち消すくらいの便利家電になります!
購入したのはSHARP(シャープ) CV-N120
調べに調べて我が家にお迎えしたのは、シャープのCV-N120ホワイトです!
メーカーはどうやって選んだ?
まずメーカーはシャープ・パナソニック・コロナに絞っていました。当時除湿機のことを調べまくっていたのでどこで得た情報か忘れてしまったのですが、本気で除湿したいなら結局この3つのメーカーのうちどれかから選んだ方がいいとアドバイスがあったためです。
その中でも、子供がいるためより空気が綺麗になったらいいなの願いを込めて、プラズマクラスター搭載で有名なシャープにしました!
ECサイトで調べると、様々なメーカーが除湿機を出していて中にはとってもおしゃれなものも。しかし今私が求めているのはおしゃれさ<性能なので、安心&評判の高いところで買いたいと思ったのもこの3つのメーカーに絞った理由です。
コンプレッサー方式?デシカント方式?
除湿機にはさまざまな方式がありますが、メインはこの3つ。
- ハイブリッド方式:1年を通して使用可能で性能が高い。冷風機能などついている場合もあり、性能がいい分機体代が高い。
- デシカント方式:年間使えるが冬に強い。仕組み的に電気代がかなり高くなる。
- コンプレッサー方式:夏に強く冬に弱い。電気代が1番かからないと言われている。
現状冬の湿気には困っていない&衣類乾燥には特に使う予定がないため、我が家ではコンプレッサー式を採用。
余談ですが、小型のペルチェ式も使ったことがありますが、ほとんど効果は感じられませんでした・・・(一応水は取れていましたが・・・)
サイズの選び方は?
部屋の広さ的には71シリーズでもよかったのですが、同階にあるリビングでも使用できたらいいなと思い120シリーズを購入することに。
120シリーズの除湿力は木造14畳、鉄筋28畳となっています。狭い寝室では破格の除湿力を発揮してくれていて、一瞬で湿気がなくなります。いろんな場所で使いやすい除湿力なので、このサイズにしてよかったと思っています!
ちなみに除湿機にハマりすぎて追加で71シリーズも購入したのですが、71と120で決定的に違うのは除湿力だけではなく移動に便利なキャスターがついているか否か。120シリーズには横にだけ動かせるキャスターがついているので、移動がある程度楽にできます。(前後移動はできない&重すぎるので違うフロアへの移動はかなり厳しいと思います。)
性能を気にしないなら型落ち商品でも◎
そして最大のポイントは型落ち商品を購入しています。私が購入したN120は2021年発売で、現時点で約2年前に発売されたもの。こちらの最新機種はR120になります。
2年前に発売されたN120は私が購入した時が底値だったようで、現在は在庫がはけているのかかなり値上がりしてしまっていますが購入当時は最新機種よりも2万以上お得に買うことができました。
今は1年前発売のP120がお得になっているようです。
性能が最新でなくてもいい、製造が数年前でも気にならないなど、とにかく価格重視の方はぜひ型落ち製品を一度調べてみてください。
実際に使用したメリット・デメリット
メリット
- 根こそぎ湿気をとってくれるので、部屋が本当にカラッとする!
- 寝る前にしっかり除湿すると快適度アップ!
- きちんと除湿ができるとホテルみたいな香りになる
- 思ったよりも電気代に影響はない(きちんとした検証はできてないですが・・・)
今までは部屋全体が暑いことに加えてムワッとしていたのですが、除湿機を投入したことによってジメジメ感をかなり軽減させることができました。半日稼働させたりすると恐ろしい量の水が取れ、比例して部屋のカラッと度合いも最高レベルです。
不在中除湿機を稼働させると部屋の温度は33度位に達してしまうのですが、湿度は40%程度までになっているので驚いたことに暑くても不快感がありません。
しっかり除湿ができると、空調設備がしっかりしたホテルの部屋のような香りになるので、ぜひ体感していただきたいです。(うまく表現できないのがもどかしい・・・!)寝る前に除湿機を稼働させておけば部屋の快適度がアップするため、今までは湿気に苦戦していた子供たちも夏の寝つきが良くなりました。
1日中フル稼働!というわけではなく、ポイントポイントでしか使っていないので電気代はそこまで影響がありません。昨今電気代の高騰や調整費が入っているのでしっかりした比較はできていませんが、驚くほど高くなったりはしていません。
デメリット
- 部屋はかなり暑くなる
- 稼働音は「除湿強」だとかなりうるさい(が、強運転でないと除湿し続けてはくれない)
- 重たいので自由自在に移動は難しい
購入前から懸念していたデメリットは、きちんとデメリットでした。笑
部屋に湿気があればあるほど温風が出されるため、我が家ではMAXで35度くらいまで上がってしまいます。その代わり除湿はされているので、除湿機稼働後は良く言えばハワイのような気候になります。
また、シャープの除湿機は除湿自動運転だと湿度50-60%にキープされてしまうため、機械が目標湿度に行くと除湿を停止してしまいます。その分、除湿機能が稼働していない間は温風が出ず送風モード&コンプレッサー音がでなくなります。
就寝時も除湿機を稼働させたい!と言う方は、もしかしたら自動運転がいいかもしれません。
しっかりと除湿したい&就寝時はで電気大が怖いので稼働させたくない我が家は、使用時は常に強運転。「ブオォォォンゴォォォオ」というコンプレッサー音が鳴り響き続けるので、就寝時だけではなく家にいる間も同じ部屋では使いたくないな、と思うくらいうるさいです。
使用シーンはいつ?
部屋が暑い・音がうるさいの購入前からわかりきっていたデメリット(しかも思った以上にしっかり暑くてうるさい)があっても、購入してよかったと思うのは使うシーンを割り切ることができているからだと思います。
除湿機をどのような位置付けとして捉え、どのようなシーンで使うことで最大限メリットを感じられているのかまとめてみました。
除湿機=シンプルに湿気をとってくれる機械
除湿機に色々な期待を持たずに、シンプルに「予め部屋を徹底的に除湿してくれる機械」「家の湿気を取って家を守ってくれる機械」と割り切ることでかなり使い勝手が良くなります。
衣類乾燥などでも活躍すると思うので、単純に衣類を乾燥させたい方にもおすすめ!
そこに「部屋を快適にしてくれる」「就寝時も稼働させたい」など色々な願望を折り込むと買って後悔することになります。
とにかく湿気に困っていて、部屋がカビやすかったり、クローゼット内のお洋服が臭いやすくなったり、もともと湿気のある部屋に子供の熱気が加わって大変なことになっている、など【湿気をベースとした悩み】を解決するために購入するのが良いと思います。
使用シーン=主に誰もいない部屋+寝る前30分
私が除湿機を使用するのは大体以下の3パターンです。
- 子供が保育園に行った後に2-3時間(ひどい湿気の時は半日かけっぱなし)@寝室
- 日中出かける予定で誰も家にいない時に4時間 or 6時間タイマー @寝室 or リビング
- 就寝前に30分程度エアコンと併用して稼働(部屋を快適にするのが目的) @寝室
「この部屋には誰もいない」と言うときに、湿気がひどいなと感じる際この3パターンいずれかのタイミングで稼働させています。
また、毎日稼働させるわけではなく、湿度が60%超えていたら稼働させる運用にしています。そのため各部屋には温湿度計を設置しています。
根拠はないけど・・・家中の快適度が増した気がする!
これは完全に個人の感想ですが、除湿機を導入してからジメジメシーズンの快適度が増したような気がします。
出かけるときに稼働させる時は、部屋のドアは開けっぱなしにしておいたりもするのですが、その際は稼働させている部屋だけではなく、家中の湿気が取れているような気がします。
このシーズン、湿気が少なければ大っ嫌いなG対策にもなりそう!
まとめ
こうして数年にわたって悩み続けた除湿機ですが、本当に買ってよかった家電ランキング上位に食い込むほどなくてはならないものになりました。しかも、湿気で悩んでいた寝室用だけではなく、追加で別の部屋用の物まで買うほど除湿機ラバーになりました。
除湿機を家で使うようになってよかったもう1つのメリットは、使用感がわかっているのでホテルで活用できたことです。
先日長期旅行に行った際に部屋に同じシャープの除湿機が置いてありました。1週間近くいたため洗濯を何回かしたのですが、洋服を乾かすのにも抵抗なく活用でき、お洋服も半日でカラカラに♪
除湿機を家で使用していなかったら、いまいち活用の仕方がわからなくて使っていなかったと思います
これはあくまでちょっとしたメリットでしかないですが、悩んでいる方はぜひ検討してみてください!