先月第二子のおもちくんが1歳を迎えました!第一子のおかゆちゃんが1歳過ぎで卒乳したこともあり、身体的にもそろそろ授乳をやめたいと考えるように。
何より飲みたい。お酒が飲みたい。夜出かけたい。
そしていちいち子供の風邪にやられる免疫力の低さから脱却したい。
本音はどちらかというとこちらです。ということで、1歳を迎える直前から段階的に色々と試みてるのですが、これがまあ全くうまく行っていません・・・。実はおかゆちゃんの時はめちゃくちゃスムーズに行ってしまったので、なんとなくで始めたところめちゃくちゃ苦戦してます。
このままじゃ母子共に若干ストレスなので、このブログを書きながら一度状況を整理してみたところ、割といい方向に進みはじめたのでまとめてみたいと思います。
こんなことがわかる記事
- 夜間断乳のコツは「昼寝を短くする」と「離乳食が三食しっかり食べられる」
- (特に期限がなければ)赤ちゃんのペースを見ながら断乳する方が吉
- 親のペースで無理矢理進めていったら、夜全然寝られなかった
夜間断乳や卒乳を考え始めたわけ
1人目のおかゆちゃんも、今回のおもちくんも生後2ヶ月くらいから完母で1歳を迎えました。
特におもちくんはおっぱいに頼りまくりの育児で、添い乳のおかげで姉弟の寝かしつけもなんとかこなしてこれたし、ちょっと作業したいなというときはおっぱいですんなり眠ってくれてありがたいなと思っていました。
しかし、若干おっぱいに頼りすぎたと後悔しています。
もちろん添い乳でないと寝なくなってしまったし、離乳食の進みがすこぶる悪い、哺乳瓶はもちろんNGでおっぱいの間隔に合わせてしか子供達を夫に任せて出かけられない・・・。そして1番の悩みはとにかく夜寝ない!!
おっぱいがないとどうにもならないので夜勤も変わってもらえず、気がついたら生まれてから1年間1度も朝まで爆睡したことがないままきてしまった・・・。
寝たい。気がついたら朝だった・・・みたいなのやりたい・・・・なんならお酒を飲みに夜出かけたい・・・!という欲望が急に湧いてきて、夜間断乳→断乳に向けて動くことに決めました。
第一子はスムーズに卒乳!
最初に細かいことに触れるのですが、「卒乳」と「断乳」があるのですが違いは「自分で自然と辞めていく(卒乳)」か「こちら主導で計画的に辞めていく(断乳)」らしいです。
第一子のおかゆちゃんはある日から「特になくても平気です〜」という感じになり、その日を境に全く飲まなくても平気になりました。なので卒乳にあたるのですが、その時よくよく自分の状態も確認してみたらほぼ母乳も出なくなっていて、母子共にやめ時が一致した最高のタイミングだったんだろうな〜と思いました。
ついでに言うと食べる子でもあったので、母乳以外の食べ物にめちゃくちゃ興味があったのも今考えるとありがたかったです。なので特に計画もしてなければ、(記憶が抜け落ちている可能性もありますが)そんなに大変だった記憶もありません。もちろん夜もほとんどが朝までぐっすり寝てくれました。
なので、今回おもちくんでは初めての断乳!とりあえずネットで集めた情報や過去の経験を思い出しながら徐々に進めていくことにしました。
夜間断乳の目標は「自分の好きなタイミングで起きる!」
最終的な目標は、「私が夜寝てから自分の好きなタイミングで起きるまで、1度も起こされないこと」!
大体6時くらいまで寝てくれたら嬉しいな、と思っています。
最初の夜間断乳でやると決めたことはこちら。
- 寝る時の添い乳は絶対やめる!
- 夜中の添い乳も絶対やめる!どうしてもあげたいなら気力で起きる!
- 乳腺炎にならないための対策をする!
というとにかく気力体力に頼るしかない三本槍で戦うことに。笑
本当なら夫にも協力を仰ぎ「昨日は夫くんが頑張ってくれて、3時間抱っこ頑張ってくれたみたい。。ありがとう夫くん・・・♡」とか言いたいですが、こちらの夫は一度寝ると起きない、仕事の忙しさとのバランスを上手くとれないため、協力を仰ぐと余計にイライラするので自分一人で完結させる方向に。
乳腺炎にならないための対策は、クチコミ評価の高いAMOMAから出ている「ミルクスルーブレンドティー」と「ミルクセーブティー」を購入!
正直安くはないですが、AMOMAのハーブティーにはかなり助けられています・・・!飲み始めて2週間程度、初日には起きると岩みたいだったおっぱいも、触るとしこりがあるな、くらいになりました。
夜間断乳 格闘記録
そんな気力ではじまった夜間断乳。現在2週目なのですがものの見事に失敗しています・・・。
ネットでは、「3日頑張れば朝まで寝ることができます!」とかよく見かけましたが、全然終わる気配が見えません!涙
初日
この日は添い乳なしで寝かしつけることが目標!哺乳瓶練習も兼ねて、寝る前に拒否されながらもミルクを40mlなんとか飲んでもらいました。
いざ布団に入るとふがふが動き回って全然寝る気配なし。。。母乳を求めて暴れると言うよりも、単に「おっぱいを吸う=寝る」的なルーティンがなくてまだまだ遊ぶ気まんまんのような雰囲気でした。そこで寝るスイッチを探していろんなところをさすさす。とにかく身体中さすりまくります。
そしておもちくんがお気に召したのは、高速で背中さすさすでした。
高速でさすっては眠りかけ、やめると起き、またさすさすして・・・を30分ほど繰り返すと、ようやく寝てくれました。大泣きしたり、何時間も抱っこしたりを覚悟していたのですが、思わぬスイッチを見つけたおかげでなんと寝る時の添い乳はこの日以来完全にやめることができています!
しかし、私は重大なミスを犯していたのです。”寝る前に哺乳瓶の練習もさせたい” ”今日は添い乳をやめるぞ”ばかりに気を取られていて、肝心の授乳タイミングを計算しておくことを忘れていました。この日最後に授乳したのはなんと16時前。
今まで朝昼晩+寝る前添い乳+夜中に起きれば添い乳とたくさん製造する仕様になっていた私の体は、0時過ぎにとんでもないカチカチ状態になっていました。若干熱っぽさも出てきていて「このままじゃやばい。。。!」と思いその場で授乳。(もちろん体を起こして!)
この日は途中でおっぱいを飲むことができたので、おもちくんも安心したのかそのまま6時まで寝てくれました。
2日目
1日目の反省を生かし、母乳をたっぷり飲ませた後に哺乳瓶練習も兼ねた追いミルクを40ml飲ませて寝室へ。この日もお気に入りの背中さすさすが大ヒット!なんと寝かしつけは15分で終了。
え、添い乳なしでの寝かしつけ簡単すぎない!?
と思わざるを得ないくらいすんなり寝てくれました。添い乳なしでもすぐに寝てくれるので、今まで授乳中手持ち無沙汰だったおかゆちゃんも待ち時間が減ったことで機嫌も悪くならず一石二鳥♪
しかしこの日は夜中の2時以降、40分起きくらいに起きては「頭突き・ローリング・寝返りでのパンチ&キック」をかまされてかなりしんどい状況に・・・。ちょと眠りに入っては攻撃される、と微妙な起こされ方が続くので起き上がる気力もなく、息子の身体中を摩りまくって乗り切りました・・・。
なぜか4時半頃からしっかり寝てくれる不思議・・・。それなら4時半まで寝てくれる方がまだマシ・・・。
3〜5日目
それ以来、AM1時以降5回以上起きる日々が続きました。加えて哺乳瓶でミルクも全く飲んでくれない・・・。
そうなると、お腹も減るのかそれはもうきっかり、本当に正確に夜中の1時にぐずりが始まる正確さ。
1回だけならまだしも、何回もぐずられると早速心が折れて添い乳を解禁したい気持ちでいっぱいに・・・。どんなに頑張っても泣き止まない日には1回までは起き上がって授乳を解禁したり、なんとか落ち着いてくれる方法を模索するも細切れ睡眠しかしてくれませんでした。
6日目
そんな心が折れそうだった日が続いたのですが、ここで希望の光が。いつも通り夜中の1時に何回か起きましたが、そこまでぐずらずトントンだけで朝まで寝てくれました!トントン寝かしつけでぼんやり起こされたものの、結果的には朝の6時まで授乳なしでいけたため、「久々に寝た〜〜!」「自分のペースで起きれた〜〜!」という感じがしました。
ちょっと調子に乗ってしまい、この時に夜間断乳だけではなく完全な断乳も視野に入れるように・・・。
結果この親の勝手な欲望が悲劇を招きます。
7〜17日目
ここから地獄の10日間が続きます。毎日以下どれかのパターンが続きます。
- 哺乳瓶からミルクを飲まないのはデフォルト(毎日80mlを無駄に・・・出費・・・)
- 1時頃ぐずり始める→背中サスサスで寝る→5時台に起きてギャン泣き→耐えきれず授乳
- 1時頃ぐずり始める→めちゃくちゃもぞもぞする→起きはしないけど寝てはくれず頭突きされまくる→数時間格闘の末4時頃就寝(たまに耐えきれず授乳)
- 1時頃ぐずり始める→大暴れ・ギャン泣きするのをなんとかなだめると30分ほどで寝る→4時半頃ギャン泣き→抱っこ1時間で再入眠
本当にしんどかったですが、明け方は仕方ないにしても夜中はここでやめたら全てがパアになる・・・と意地もあって絶対に授乳を拒否しました。
そして無慈悲にも、眠れない上におっぱいの張りによる痛みが襲ってきます。張っている胸に容赦なく頭突きしてきたり、抱っこした時におっぱいを求めて手で叩かれたりして死ぬほど痛い思いもしました。
先にお勧めしたAMOMAのミルクスルーブレンドは先に飲んでいたのですが、この頃からミルクセーブブレンドも取り入れて張りはだいぶマシになりました。
18日目
あんまりにも寝ない日々が続いて頭痛がしてきてしまったので、ここで一度状況を顧みてみることに。
原点回帰、卒乳があまり辛くなかった第一子おかゆちゃんのぴよログ(育児記録アプリ)をみてみて、初歩的なミスに気がつきました。
おもちくん、日中寝すぎじゃないか・・・?
おかゆちゃんは昼間に本当に寝ない子で、敏感な背中スイッチを搭載していたため家で寝てくれた記憶はほぼなく、リビングを離れた家事は全くこなすことができませんでした。実際30分前後で起きていることが多かったです。
対しておもちくん、お風呂掃除をガンガンこなしても爆睡、2時間以上眠るのが朝・昼と2回あったりととにかくお昼によく寝てくれる。おかげさまで家事やブログを書くなどの作業が捗る捗る・・・・。「こんなに作業させてもらえてありがたい♪」とさえ思ったこともありますが、今となってはこれが全ての原因なのではないかと思えてきました。
そこで申し訳ないですが、朝寝も昼寝も1時間前後で終わるように無理矢理起こすように。
するとこれが抜群の効果を発揮し、相変わらず夜中の1時頃からふがふが言い出すものの、すりすりすれば収まるように!4時以降も1度は起きるもののすりすりし続ければ6時まで寝てくれています・・・!
この日以降、昼寝時間に気をつければギャン泣きは避けることに成功!
完全にこちらが起こされることがなくなったので、だいぶ寝不足による頭痛が治ってきました。
夜間断乳は成功!ですが、現在も決して朝までは寝れていません
ということで、おっぱいを求めて大泣きされることは無くなったので無事夜間断乳は完了!
ですが、本来の目標「朝まで邪魔されずに寝る」はまだまだ達成していません・・・。本当に寝れる・寝れないは子供の個性なんだなあ、と第二子にして改めて実感しています。
夜間断乳すれば朝まで寝られるよ〜♪という噂はなんだったんだ〜〜!!涙
本来の目標は達成していないものの、それ以外でいい傾向が。
昼寝を少なくして夜寝かせることで人間としてのリズムができてきたのか、今まであまり進みの良くなかった離乳食が一気に進むようになり、三食しっかり食べてくれるように。そのおかげで朝・昼・晩と3回あげていたおっぱいが朝・晩の2回だけに減りました!
割と食べてくれるようになってからは、哺乳瓶の拒否も減ってきて今では40ml程度であれば哺乳瓶からミルクを飲んでくれるようになりました!
昼寝時間を気にして、離乳食をしっかり食べるようになってから、徐々に夜の睡眠が安定してきているように思います。これは夜間断乳だけではなく、断乳も視野に入れていいかも・・・と思い始めています。
まとめ
ということで、未だ格闘中の夜間断乳ですが、いい変化も出てきているのでおもちくんの様子を見ながらじっくり進めていこうと思います。
よく巷で言われている卒乳・断乳のタイミングで「離乳食をしっかり三食食べている」と言う項目があると思うのですが、あながちタイミングを確認する目安として間違っていないなと思いました。お腹が空かないようになると言うのもあるのですが、赤ちゃん側の「用意ができたよ〜」という合図なのかな?と気付かされました。
今思うと、おもちくんが全く寝てくれなかった時期は私も「夜間断乳を絶対する!おっぱいごときで泣くな!!!」と若干意固地になっていて、おもちくんのペースを考えていなかった気がします。(正直離乳食をベーっと出されるたびに、焦りから怒ってしまったり・・・本当に自分勝手でした。)
少し肩の力を抜いて、ちゃんと状況を見直して、おもちくんのできること(=離乳食を食べられる)を増やしていった結果、少しずつ前に進めている気がしました。
断乳に向けてまだまだ色々と試している段階なので、また続きはご報告します!